【日本バドミントン協会メルマガ】 2025年7月号
■協会Topics
◇ダイハツジャパンオープン2025報告
ダイハツジャパンオープン2025が7月15日~20日まで東京体育館(東京都渋谷区)で開催され、連日大盛況のうちに閉幕いたしました。
大会直前に発表された女子ダブルス「シダマツ」こと志田千陽選手、松山奈未選手のペア解散は、国内でその雄姿を観戦できる最後の機会とあって、多くのファンが会場に駆けつけました。国内はもとより、海外からも多数のバドミントンファンにご来場いただき、国際色豊かな大会となりました。
日本チームは、女子ダブルス志田・松山ペア、女子シングルス山口茜選手・郡司莉子選手、男子シングルス渡邉航貴選手の4組が3位入賞を果たしました。惜しくも決勝進出はなりませんでしたが、選手たちの全力プレーと世界トップレベルの熱戦に大歓声が響き渡りました。
場内では、グッズ販売ブースに多くのお客様が列を作り買い物を楽しむ姿が見られたり、各ブースへの日本代表選手のサプライズ登場に歓声が沸くなど、コート上だけでなく会場全体が活気に溢れた6日間となりました。
今後も皆様にご満足いただける大会運営を目指し、より一層努力してまいります。
(マーケティング本部メルマガ編集部)
■BIRD JAPAN Topics
◇アジアジュニア選手権見どころ
アジアジュニア選手権2025はインドネシア・ソロで開催されています。
団体戦はすでに終了し、日本は中国に準決勝で敗れたものの3位となりました。
リレー方式で行われた団体戦では、グループリーグで格上のタイ・チャイニーズタイペイと同組のゾーンに入ったものの、チャイニーズタイペイを破り、タイには敗れたものの2位通過で準々決勝に進出してからの銅メダル獲得は手応えがありました。
そして、23日からは個人戦が始まっています。
世界ジュニア選手権の前哨戦となる今大会では昨年の世界ジュニア選手権で混合ダブルス銅メダルを獲得した澤田選手が今回、男子ダブルス・混合ダブルスで上位に入るかが注目されます。
また、今回は高校1年生を多く派遣しております。
男子ダブルス萩原・松本ペア、女子シングルス渡邉選手、女子ダブルス上野・伴野ペアなど中学生時代から国内の高校生も出場する大会で上位進出していたメンバーが今回、ジュニアU19の代表として挑戦します。
様々な年代を派遣している今大会は10月に開催される世界ジュニア選手権メンバー選考も含めて、選手一人一人がどれだけアピールできるかが注目されます。
次世代メンバーの活躍にも注目してください。
(強化戦略本部 舛田圭太)
■大会Topics
◇夏季のジュニア大会の見どころ
毎年8月は夏休みという環境の中、ジュニア層の全国大会が多く開催されます。
小学生は第41回若葉カップ全国小学生大会(7/31~長岡京市)と第26回ダイハツ全国小学生ABC大会(8/15~青森市)が、中学生は第55回全国中学校大会(8/21~大分市)が、高校生は第76回全国高等学校選手権大会(8/4~防府市・山口市)と第27回全国高等学校定時制通信制大会(8/19~小田原市)が開催されます。
夫々の大会が選手たちの成長に繋がる大事な時期となりますが、この中から将来の日本を背負う選手が続出することを願っております。是非選手たちの活躍に声援をお願いします。
(事業本部 朝倉康善)
■リレーコラム
◇アスリート委員代表として
皆さんこんにちは、潮田です。
このたび、バドミントン協会の理事とアスリート委員長を兼任させていただくことになりました。
競技者として長年コートに立ち続けてきた私にとって、バドミントンは単なるスポーツではなく、人生そのものです。
今後は「支える側」として関わることに身の引き締まる思いを持っています。
現役時代には、環境やサポート体制のありがたさを感じる一方で、改善すべき点も多くありました。その実体験を活かし、選手の声が確実に届く協会であるよう、現場と協会の“つなぎ役”としての責任を果たしたいと考えています。
「現場に足を運ぶ理事」として、定期的に大会や練習場、合宿などを訪問し、現場の声を直接聴き取り、協会運営に的確に反映させることを使命としています。
また、選手とともにSNSを積極的に活用し、競技の魅力や現場のリアルな声を広く発信することで、新たなファン層の獲得と、ファンや関係者の皆さまにバドミントンの熱量を届けてまいります。
さらに、理事として選手や指導者のみならず、ファンや関係者の皆さまとも協力しながら、バドミントン界をより魅力的で持続可能なものにするための仕組みづくりにも挑戦していきます。
現役の頃と同じように情熱を持って競技の未来に向き合い、バドミントン界の持続的な発展に尽力してまいります。
皆さまのご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。
(本会理事 潮田玲子)
次月は8月20日に配信いたします。
今後ともご支援ご協力の程よろしくお願い申し上げます。